我が家を通り過ぎていったものたち(その1)
自宅にある大小数々の家電、これらには耐用年数というものがあり、それを越えたものから壊れ、そして去っていく。
最初に壊れたのはミニコンポ。
ダブルデッキにCD・ラジオといったオーソドックスなシロモノで、MDが付いているようなハイカラ仕様では決してなかった。
コイツが気に入らない音楽ばかりを聞かせたせいかいきなり電源が入らなくなり、急遽粗大ゴミ化。
自宅からミュージックが消えた。
次に壊れたのはビデオデッキ。
ジョグシャトルや自動時刻合わせ機能も付いていて、購入当時は値段の割に機能が良くて満足したものである。
アレゲなビデオばかり再生させたせいか何の兆候も示さず、これまたいきなり電源が入らなくなってそのまま壊れた。
別れの挨拶も言わせてくれず、いきなりの旅立ち。
自宅からお気に入りの映像が消えた。
その次はテレビ。
昔、友人から購入した21型の普通のもの。
俺の扱いに不満があったのか、数年経過してから徐々に映りが悪くなっていった。
もしかすると酔った友達に鉄山靠を食らわせられたのが原因かもしれない。
常套手段の右斜め上45度からのチョップをくらわすと一時的に持ち直すのだが、次第に映りが悪い時間が増えたためにチョップの回数&強さも激増。
自分の手をかばうためにチョップの回数を減らしたせいですねてしまったのか、最終的には何も映してくれなくなった。
自宅から娯楽・ニュースが消えた。
その2へ続く。
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