死屍累々
先週の金曜日は台風の影響でかなり強風が吹いていた。
そんな中をチャリで帰宅したのだが、その途中でたくさんの屍を見ることに。
そう、コンビニで売っている透明なビニール傘たちの変わり果てた姿だ。
歩道の脇で、車道の真ん中で、一軒家の玄関の脇で、コンビニ備え付けのゴミ箱で、さらに息絶えた傘をそのまま無理やりさして歩く人など、ありとあらゆるところで骨が変な方向に曲がった傘の亡骸を見た。
こんなにたくさんの壊れた傘を見る機会もそんなにないだろうが、その持ち主たちはその後どんなひどい目にあったのだろうか。
ちなみに自分が愛用していた傘はコンビニ傘よりももっと頑丈な普通の傘だったが、チャリで走り出して10分後には強風によって骨が二本ほどへし折られた。
強風による横殴りの雨のせいで傘の意味なんてほとんど無く、安全面からすれば傘をささないほうがよっぽど安全なのは間違いないんだが、何か傘をささずにはいられない。
雨が降っていると何か傘を差したくなるのはもはや人間の本能なのかもしれない……
あ、カッパを着ろって言わないでね。
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